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Comtrol

確実な「24/7」接続体制の構築(導入事例)

  • 2017.07.27
パイプラインの監視、問題検知

石油パイプラインの監視システムでは、複数のイーサネットシリアル Modbus Masterと複数のシリアル Modbusスレーブを「24/7」接続するために、Modbus Routerファームウェアを使ったDeviceMaster UPを導入していました。広範囲の温度をサポートしていること、堅牢性、Routerファームによる柔軟なModbusルーティングができるかが選定のカギになりました。原油を採掘現場から製油プラントまで運搬する際、流量計や水圧計、温度センサなどをパイプラインに余すところなく配置し、問題なく目的地まで到達することを監視しています。もしも、問題が検知された場合は、ただちに最善の措置を取り、シャットダウンや最悪の災害を防ぐことが必要です。遠隔にあるコントロールセンターにはSCADA システムが置かれており、そこからイーサネットネットワークを使い、サテライトリンクが張られています。Device Master UPは、こうしたリモートのイーサネットネットワーク上で、イーサネットとダイアルアップモデムベースのシリアル Modbus Masterとスレーブ間を同時に結んでいます。こうして、それぞれのリモートネットワーク(サブネット)は、一つの大きなネットワークを構築することができています。Modbus Routerファームを使うと、Modbusコントローラとデバイスをリアルタイムでつなぐことができますので、確実な通信を可能にしています。

導入の狙い
  • 「24/ 7」接続体制の構築
導入製品
Device Master UP 4ポート
導入後の効果
  • 広範囲の温度サポート
  • 堅牢性、柔軟なModbus ルーティング体制
システム構成図
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