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技術情報

Comtrol

プラットフォームのインフラ増設(導入事例)

  • 2017.08.21
プラットフォームの追加増設

北海にある海洋油田プラットホームでは、もう一棟のプラットホームを増設する際、ComtrolのDevice Master UPのRouterファームウェアのマスター・ツー・マスター機能を使い、ModbusMaster同士の確実な通信を行うことに成功しました。DeviceMaster UP内のRAMには内蔵のスレーブが接続されており、どのMaster からのコマンドにもレスポンスを返せるようになっています。Masterは、シリアルでもイーサネットベースでも、2台でも、12台でも、50台以上であっても問題ありません。それぞれのMasterは、レジスタまたはコイルへデータをリードすることができます。スレーブのメモリは、200レジスタずつの8ブロック、また160コイルずつの8ブロックに分かれて管理されています。これにより、合計1,600のレジスタと1,280のコイルを持つことができます。スレーブIDは252に初期設定されていますが、どんなModbus IDでも1 ~ 255までカスタム設定することができます。また、すべてのレジスタとコイルの値は、Web ページからユーザが直接閲覧したり削除することが可能です。

導入の狙い
  • Device Master UPの機能によるModbusMaster同士の通信
  • シリアルでもイーサネットでも合計50 台以上のネットワーク化
導入製品
Device Master RTS 2ポート2E
導入後の効果
  • マスター・ツー・マスター機能によるModbusMaster 同士の確実なネットワーク接続
システム構成図
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