場所/国 |
アメリカ |
製品 |
- UC-7112/UC-7110
- ミニRISCベースReady-to-Runコンピュータ 、2シリアルポート、デュアルLAN、SD
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プロジェクトの紹介
燃料費高騰や地球温暖化が緊急に差し迫る中、再生可能エネルギーの需要は世界中で急速に増加しています。人々は実現可能な代替エネルギー策を求めていますが、中でもソーラーエネルギーは非常に有望なソリューションです。そのためインターネットを通じ、システムを遠隔地から監視、管理、制御できることが非常に重要になります。アメリカの業界最先端の企業では、太陽エネルギーアプリケーションの監視やレポートサービスを提供するため、組込みコンピュータのソリューションを探していました。
アプリケーション要件
- リモート監視、データ収集、データログ、およびプロトコル変換に使用する、フロントエンド通信コンピュータ
- インストールが簡単な、コンパクトなフォームファクタ
- 幅広い動作温度で過酷な環境にも対応
- 複数接続が可能なデータ通信のためのデータロガー
- 太陽光パフォーマンス、充電量、発電/蓄積量を監視するためのリアルタイムのwebベースの通信
- より高いMTBFを保証するデザインで、システムの信頼性を高める
- 環境センサーデバイスのためのAI/O、DI/Oモジュールボード
Moxaのソリューション
イーサネットを使い遠隔地から太陽エネルギーシステムを確実に監視、管理、および制御できるよう、Fat Spaniel Technologies社ではMoxaのUC-7110組込コンピュータを採用し、すべてのシステムを構築しました。UC-7110は、PVインバータ、AI、カウンター入力モジュール、そして電力計を接続するためのフロントエンド通信コンピュータとして機能します。またリモート監視、データ収集、データロギング、プロトコル変換にも使用されます。
ソリューション成功事例
何故Moxaが必要?
- 小さなフォームファクタでコスト効率が優れインストールも簡単
- RISCベースμClinux あるいはLinux環境でシステム管理が簡単
- 10/100 Mbps のデュアルイーサーネットで冗長性を確保
- ストレージ拡張のためのSDソケット
- リアルタイムプラットフォームのオペレーティングシステムがプリインストールされており、すばやいシステム応答が可能
- 既存のハードウェア、ソフトウェアデザインを使い、開発期間を短縮
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ファンレス、ケーブルレス、ハードドライブなし、低電力消費設計による安定的なソリューション
- 柔軟なready-to-runプラットフォームでマルチレベルのオープンデータインターフェースと安全性が実現、サードパーティーデバイスとの統合が容易
- Moxaのすべての組込コンピュータは、すぐに使用できる効果的なプロトコル変換用ソフトウェアを用いているため、様々なプロトコルを使用する旧式デバイスとのデータ通信が可能
- UC-7110-Tは、幅広い動作温度-40~75℃で苛酷な環境にも適応