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製品・技術情報

南イタリアの自治体がIPベースインフラストラクチャを介してビデオ監視システムをコンバージ

使用製品
7+3GギガビットPoEマネージドイーサネットスイッチ
1GポートギガビットイーサネットSFPモジュール
プロジェクトの紹介

イタリア政府とLecce、MuralおよびSan Pietroを含む多くのイタリア南部の自治体は、これまでのIPビデオ監視ソリューションの展開とその安全性およびセキュリティ機能を向上させることを決定しました。 ビデオ監視システムは、歴史的センタ、鉄道駅、観光スポット、周辺の道路といったローカルの公共スペースの安全の向上を提供するために24時間稼働する必要があります。このような大規模なビデオ監視の展開は、ネットワークインフラストラクチャおよび通信の分野で専門知識を必要とします。このような広い領域をカバーし信頼性の高いネットワークを提供するために使用される複数の通信技術を展開するためにイタリアを代表するシステムインテグレータは、そのソリューションを実装するために既存のSDHネットワーク、新たに採用されたギガビットイーサネットネットワーク、およびワイヤレス技術を使用しました。

システムの要件
  • PoE IPカメラを接続するためのPoE(Power-over-Ethernet)機能
  • 効率的な帯域幅に必要なTagged VLANおよびIGMPスヌーピング
  • 大容量のビデオデータに必要なギガビットネットワークバックボーン
  • 長距離伝送のための高いスケーラブルの光ファイバインターフェース
  • 過酷な屋外環境に耐える産業グレードの耐久性
Moxaのソリューション

MoxaのEDS-P510A-T産業用イーサネットスイッチは、高速道路に沿ってインストールされるPoE (Power-over-Ethernet) IPカメラに接続されます。また、PoEポートあたり最大15.4Wの電力を提供することができるPoE機能に加えて大量のビデオデータの送信に必要な高帯域幅を満たすためにギガビットイーサネットバックボーンを形成する3ギガビットポートの能力を備えたEDS-P510A-Tが選定されました。スイッチは、Tagged VLANおよびIGMPスヌーピング機能を搭載しています。Tag VLAN 機能は、各フレームのTagを経由して指定した宛先へのビデオストリームを配信し、各物理ポートでストリームを構成する必要性をなくすことにより高い運用効率を達成します。一方でIGMPスヌーピングがイーサネットLAN上のマルチキャストトラフィックをフィルタリングしてトラフィック量を削減させます。

高速道路の距離が長いためSFP-1GLXLC-Tスモールフォームファクタ・プラガブルトランシーバが光ファイバデータ伝送を提供するために設置されました。また、ネットワークの故障や損傷によりビデオ監視システムのシームレスな運用を保証するために障害に対して20ミリ秒未満でネットワークリカバリを提供するMoxaのTurbo RingおよびTurbo Chain技術を採用しています。 更に、-40~75℃の動作温度をサポートしているEDS-P510A-T産業用イーサネットスイッチは、エアーコンディションのない道路沿線に設置されるキャビネットでも適切に動作します。

何故Moxaが必要?

EDS-P510-Tは...

  • 大容量のビデオおよびデータ伝送をサポートする最大3ギガビットポートの提供
  • AC電源を供給できない場所に最適な4PoE準拠イーサネットポートを提供
  • より効率的な帯域幅を使用するためのIGMPスヌーピングおよびTagged VLANをサポート
  • ネットワークのダウンタイムの影響を最小限に抑えるTurbo RingおよびTurbo Chainをサポート
  • 最大80Kmデータ送信が可能な3コンボ100/1000BaseSFPスロットを提供
  • リモート電源管理、拡張温度範囲を含みまた、高い可用性をサポート