お手持ちのライセンスはE-Prime 3.0シングルユーザ アップグレードライセンスですので使用開始時に1度、2.0のUSBキーと3.0のUSBキーの両方をご用意いただき、アップグレード有効化の作業が必要となります。ただしアップグレードに使用できるE-Prime 2.0のUSBキーは、一度もアップグレードに使用されていないキーである必要があります。
方法は以下の通りとなります。
注意:E-Prime 2.0を開く際には、E-Prime 2.0のUSBキーが必要になりますので保管してください。
次の項目を確認した後、日本語IME設定をオンに変更してください。
確認事項:
E-Primeシングルユーザライセンス 1ライセンスでは、USBライセンスキーを挿している1台のPCにて実験の開発・編集を行うことが可能です。E-Primeソフトウェア自体は何台のPCにでもインストールできますが、E-Studioでの実験作成・編集を行えるのはその時にUSBキーを挿しているPCのみになります。
E-Primeシングルライセンス 1ライセンス毎に、E-Runを使用して同一研究室内で最大25台のPCにて同時にデータ収集を行うことが可能です。その一時毎に最大25台のPCにて実験の実行が可能ですが、タイミングをずらせばそれ以上の数のPCで実験実行/データ収集することは可能です。別売りのランタイムライセンスを購入すると、100台のPCにて同時データ収集が可能になります。
E-Prime 2.0.10.356 (SP2) では、Windows10のサポートをしております。
各バージョンのOSサポート情報はこちらをご参照ください
まずはお使いのE-Prime2のバージョンをご確認いただき(E-Studioを開き、HelpメニューからAbout E-Studioを選択)、2.0.10.356 (SP2)より古いバージョンをお使いの場合は、PSTのユーザサポートサイトにログインいただき、新バージョンをダウンロードしてお試しください。
PSTのユーザサポートサイト:https://support.pstnet.com/hc/en-us
ログインしたら、Downloadをクリックいただき、E-Prime 2.0の欄からダウンロードいただけます。
アップグレードキーにてE-Prime 2.0にアップグレードするには、E-Prime 1.xのキーとE-Prime 2.0のアップグレードキーの両方が必要です。これはお手持ちの1.xにてアップグレードの確認を行うためのものです。
この確認は1度だけ行う必要があります。1つの1.xライセンスで1度だけアップグレードが可能です。アップグレード後もE-Prime 1.xの使用は可能です。 具体的なアップグレード手順は次の通りです。
E-Prime 2.0アップグレードライセンスの承認方法
これはE-Prime 1.xからE-Prime 2.0スタンダード、E-Prime 1.xからE-Prime 2.0プロフェッショナル、またはE-Prime 2.0スタンダードからE-Prime 2.0プロフェッショナルへのアップグレード購入者向けの情報です。
アップグレードを行うには、ユーザは1度だけ両方のハードウェアキーをコンピュータに接続する必要のある承認を行う必要があります。この承認後はどちらのキーも通常のライセンス使用に使用することができます。ここでの「古い」キーとはアップグレード前のE-Prime 1.xまたはE-Prime 2.0スタンダードキー、「新しい」キーとはアップグレードするE-Prime 2.0スタンダードまたはE-Prime 2.0プロフェッショナルのキーを意味します。認証は次のように行います:
このようなエラーが出る場合、次の方法にてお使いのPCからE-Primeを完全に削除する必要があります。
E-Prime 2.0 のWindows 7使用について
E-Prime 2.0.8.90以降のバージョンではWindows 7 x86/x64、Windows Vista SP2 x86/x64、および
Windows XP SP3 x86においてタイミングテストで問題がない事を確認しました。
ただし、Windows 7/Vista においてはサウンドスタートアップ遅延値が30ミリ秒以下で発生します。
これは、マイクロソフトがWindows VistaとWindows 7での音声プロセス方法をWindows XPの時と変更したために起きた問題です。デフォルトのインターフェースであるDirectSoundはタイミング精度を保証しません。これにより、サウンドを作る際に30ミリ秒以下の不明な時間遅延がおこります。この遅延は毎回同じ値ではなく、毎回サウンドを出す度に変わります。
PSTでは音声のタイミングが一定していて、スタートアップ遅延が30ミリ秒以下である必要がある実験ではDirectSoundの使用を推奨していません。DirectSound以外でWindows VistaとWindows 7で使用できるサウンドインターフェースはASIOおよびCoreAudio/WASAPIになります。どちらもDirectSoundよりもタイミング機能が優秀です。現在のE-Prime 2.0のバージョンではどのサウンドインターフェースを使用するか選択することができませんが、将来のバージョン(2.0.10.15以降)では選択可能になる予定です。
(2011年7月更新情報)
PortおよびSR-Boxデバイスも x64エディションのOSにて使用可能です。
このエラーメッセージは、通常SR-Boxが間違ったポートに設定されている場合に表示されるメッセージになります。
SR-BOXユーティリティテストはポートアドレスをデフォルトにてCOM1に設定します。 WindowsのシステムプロパティにてSR-BOXポート番号をCOM1以外に設定する場合は、忘れずに実 験内のSR-BOXプロパティページでも設定を変更するようにしてください。
E-PrimeでのCOMポート番号の確認方法:
E-Studio内のStructureウィンドウの上にあるExperimentオブジェクトをダブルクリック
Deviceタブを開き、SR-Boxデバイスのポートアドレスを使用可能なシリアルポートへ変更します。
WindowsのCOMポート番号の確認方法:
DB9-USBコンバータをPCのUSBポートに接続し、デバイスマネージャを開き、E-Primeが サポートするCOM1~COM4を使用している点をご確認ください。COM5やCOM6などになっ ていると、E-PrimeでSR-BOXを使用することができません。
上記の方法にてポート設定を再確認する事ができます。
Windows 2000またはXPにてシリアルポートを持たないPCを使用している場合、 DB9 - USBコンバータを使用して外部デバイスからPCへトリガーを入力する事が可能です。
SR-Boxを使用した時間精度テスト:
PC | OS | シリアルポートタイプ | 反応時間遅延(Mean) | 反応時間遅延 (StdDev) |
---|---|---|---|---|
Dell 8200 (2GZ) | Windows XP | 標準UART | 1.73 ms | 0.68 |
Dell 8200 (2GZ) | Windows XP | USB-DB9ケーブル | 1.85 ms | 0.66 |
Dell 8400 (3GZ) | Windows XP | 標準UART | 1.81 ms | 0.61 |
Dell 8400 (3GZ) | Windows XP | USB-DB9ケーブル | 1.99 ms | 0.66 |
タイミングテストはE-Prime 1.2にて2006年3月に行われました。 テストにはATEN UC232A DB9-USBコンバータを使用しました。 テスト結果はE-Prime 1.2にてBBTKトリガーを使用して行われました。
DB9-USBコンバータをUSBポートに接続し、デバイスマネージャを開いてE-PrimeがサポートしているCOM1-4を使用していることを確認します。COM5などが割り当てられている事がありますが、これはサポートされません。COMポート設定を確認する方法は次の通りです:
これはPST SR-Boxによるテストに基づいた情報になります。 SR-Box以外のデバイスでも、DB9-USBコンバータを使用しても論理上の問題はないはずですが、 PSTではSR-Box以外のデバイスにて実際にテストを行っておりませんので、タイミング精度や互換性についての情報はありません。
まずはUSBキーのドライバを更新してみてください。 E-Primeのメーカー:PSTのUser Support Site にログインし(ログイン方法はFAQ内「メーカーページへのログイン方法」参照)、「Download」から 最新のUSBキードライバをダウンロードしてインストールします。
最新USBキードライバのインストールをしても問題が解決しない場合は、最新版のE-Primeをダウンロードしインストール する事をお試しください。上記のPST User Support Siteより最新のE-Primeをダウンロードしインストールします。
これでも問題が解決しない場合は、FAQ内「技術サポート用レポートファイル作成方法」を参考に、USBキーをマシンに挿した状態で技術サポート用レポートファイルを作成して、そのファイルを詳しい状況の説明と共に弊社E-PrimeサポートE-Prime@ibsjapan.co.jpまでお送りください。
初めてご利用の場合は
E-Primeのインストール中に下のような画面が表示されます。内容は、
「WindowsXP(OS)がこのようなメッセージを表示し、インストールを停止するよう指示するかもしれませんが、これはマイクロソフトのロゴテストに合格していないからです。PSTはE-PrimeをWindowsXPでテストし、互換性があることを確認していますのでこのようなメッセージが出ても「Continue Anyway」(いずれにしても続行)をクリックし、インストールを続けてください。ここで「STOP Installation」(インストール停止)をクリックすると、E-Prime内でPort I/OやSR-BOXへの接続に制限が出てくることがあります。」
という注意です。この画面では「Next」(次へ)をクリックし、インストール途中で「Hardware Installation」の警告画面が表示された場合、「Continue Anyway」(いずれにしても続行)をクリックしインストールを続行してください。
コンピュータのハードウェアによっては、実験のタイミング(時間精度)に大きな誤差が出る事が分かっています。
この問題はPCの障害のあるコンポーネント、PCの設計もしくは仕様、およびIntel SpeedStepやAMD Cool、Quietのような(それ以外でも可能性はあります)電源管理サービスとの干渉により起こります。
この問題は全てのバージョンのE-Primeで起こります。
PSTではこれらの問題を持つPCの診断方法を案内しています。この方法では、E-Primeクロックとシステムの日時をトラックするクロックとのデルタ値を使用します。ハードウェアのタイミング問題が起こるシステムでは、このデルタ値が1000ミリ秒/時 以上の大きな値を示します。
多くのシステムではシステム日時をtime.windows.comのようなインターネットサービスに依存する事から、この診断方法では疑陽性を出す事があります。このような場合に対応するため、PSTでは何時間といった長い時間動作させる事が可能な新しいRefreshClockTest実験を提供し手います。疑陽性が疑われる場合は、このツールを使用することで、ハードウェアのクロックが問題なのかどうかを切り分けます。
問題の診断方法
E-Primeを使用する全てのPCでこの診断を行ってください。
RefreshClockTestを少なくとも2時間は行います。
【注意】
このRefreshClockTest実験はスタートアップ画面にてこのタイミングに関する問題についてチェックする旨を表示しています。古いバージョンではこのチェックを行いませんのでご注意ください。
RefreshClockTestが終了すると、問題が見つかった場合に警告メッセージが表示されます。
この警告メッセージが表示された場合、同時に作成された.edatファイルをサポートまでお送りください。
この.edatファイル内の値により、更なる調査が必要かどうかを判断します。
更なる調査では周波数発生器、もしくはこのタイミングに関する問題を持たないと分かっているE-Prime PCに接続されたPCにて実験を行います。
これにより、問題がシステムの日付クロックが原因の疑陽性だったのか、コンピュータに深刻な問題があるため、E-Primeを使用できない状態なのかを判断します。
多くの場合は、システムで、PSTが提供するマザーボード上の別のチップセットを使用するようクエリーおよび設定を行うユーティリティを使用することでE-Primeでの使用に耐えるタイミング結果を出す事ができます。
【注意】
この診断は定期的に行う必要があります。この問題を一時的に発見し、PCを再起動するたび1/4の確率で問題のあるチップセットが使用されることがありました。
時間精度に関する問題を防ぐ方法:
問題の見つかったPC
次の表にあるPCはこの問題の見つかったPCおよびその診断結果です。
ここにあるPC全てで同じ結果が出るとは限りませんが、同一機種を使用している場合はより注意深くテストを行ってください。
PC機種 OS 診断内容
Fujitsu 2.4 GHz
P4 ノートPC Windows XP チップセットの問題が見つかりました。エンドユーザはこのPCでのデータ収集を行わない選択をしています。
Dell Precision
670x64 Windows XP チップセットの問題が見つかりました。ユーティリティで安定した別のハードウェア・クロックが見つかりました。
Fujitsu Siemens
デスクトップ
P4, 2.80 Ghz Windows XP RefreshClockTestによりドリフト問題が見つかりました。安定した別のハードウェア・クロックは見つかっていません。更なる調査結果について報告がエンドユーザから送られていないため、この機種についてはペンディング状態です。
はい、製品版のE-Primeで作成した実験は評価版でも開く事ができます。
ですが、評価版で開いた実験は評価版として保存され、評価版の制限付きファイルとなります。
製品版E-Primeで作成したESファイルは製品版、評価版の両方で使用する事が可能です。
E-Prime評価版で作成したファイルはファイルを作成したPCでしか見る事ができません。
評価版で作成したESファイルを他のPCへ持っていって見る事ができません。また、評価版では他のPCで動作させるためのEBSファイルを作成しません。
評価版をインストールしたPCに製品版のE-Primeをインストールすると評価版で作成したESファイルを見る事ができ、製品版のE-Primeファイルに変換します。
変換後は、他のPCへファイルを配布したりE-Prime製品版のインストールされた他のPCで見る事が可能です。
E-Primeにシリアル機器を追加する事でシリアル通信が可能になります。
ExperimentオブジェクトのプロパティページにあるDevicesタブから実験にシリアル機器を追加する事が可能です。
Experimentオブジェクトにシリアル機器を追加すると、Experimentオブジェクトに直接シリアル機器のポート設定をする事ができるようになります。
シリアル機器を追加した後、シリアルポート通信をするためにInLineでE-Basicスクリプトを使用する必要があります。
シリアル機器のプロパティや法オフについてはE-Basicのオンラインヘルプ内に詳細情報がありますので参照してください。
シリアル機器の使用には、Nullモデムをシリアルポートに接続する必要がある場合があります。
E-Primeにて問題が起こった場合、以下の方法でレポートファイルを作成し、サポート宛お送りいただきますと、問題解決への手がかりとなりサポートをより迅速に行う事ができます。以下の方法でレポートファイルを作成してください。
E-Primeインストール前に問題がある場合:
E-Primeインストール後に問題がある場合:
E-Primeではポート・コミュニケーションやユーザ独自のWindows DLLを書くことで、外部デバイス(例えば他のマシンやEGGなど)へ信号の送信をサポートしています。
ポート・コミュニケーションでは、InLineオブジェクト内に少しのスクリプトが必要です。ポートに信号を送信するために、実験のLinline内にWritePortコマンドを使用します。WritePortのパラメータは次の通りです:
WritePort address, value
ポートのアドレスはWindowsコントロールパネルからシステムを選択し、デバイスマネージャ タブ内のポートから調べる事ができます。パラレルポート(LTPまたはプリンタ)を選択し、プロパティを開き、リソースタブを見ます。現在アクセス可能なポートのアドレスが表示されます。
WritePortコマンド内では、ポートアドレスは10進法または16進法にて記されている事があります。詳細に関してはE-BasicヘルプのVal機能を参照してください。16進法表記を使用する場合、アドレスの前に "&H"を付けます。
WritePort &Haddress, value
最もよくある(10進法での)パラレルポートアドレスは888、16進法表記では378ですが、お使いのマシンのシステムプロパティを参照して正しいポートアドレスを探していただく事をお勧めします。
また、パラレルポートに対しての書き込みをする際に、8ビットのデータを一度に送信しなければいけません。WritePortコマンドでは、ビット パターンを割り出すために値パラメータは2進法に変換されます。この2進法表示は特定のビット表示に対応するので、正しいビット表記に送信するように(2進法に)変換した値を送らなくてはいけません。基本的には、「on」にしたいピンに対応するどのビットにも「1」を書きます。「off」にしたいピンに対応するどのビットにも「0」を書きます。ポートに対して全て「0」を送るように書くと、その2進方表記は 000000000 になります。ビット ナンバー2に信号を送るような2進法表記は 00000010 になります。
ビット・パターンはピン接続に対応しています。ビットは0ベースまたは1ベースのいずれかです。ピンは常に1ベースです。注: 最初のピン接続に対するビットは1番で、ピンナンバー2から始まります。ピンナンバー1には送信できません。
従いまして、1ベース ビット・パターンのビットナンバー1をオンにして、その他はオフにしておきたい場合、ピン2に「1」を送信し、ピン3からピン9に0を送信します。2進法表記では、00000001と書きます。10進法または16進法表記では、「1」に変換されます。(16進法の)ポートアドレスが378の場合、このWrite Port構文はこのようになります:
WritePort &H378, 1
パラレルポートのビットとピンのマッピングは比較的標準的です。詳細についてはお使いのハードウェアのドキュメントやビット:ピンのマッピングに関するポートアドレスを参照してください。
E-Primeは外部デバイスと接続しているポートへの信号送信もできます。他のマシンからの信号の送受信、取扱は、各ユーザの責任となります。E-PrimeのWritePortコマンドでイベントのトリガー(例:データ取得開始の信号を外部デバイスに送信)または外部デバイスのイベントの通知(例:外部デバイスから収集したデータ内のイベントをマークする事)ができます。
ポートに1つのTTLパルス以上を送る場合、ユーザ独自のWindows DLLを作成する必要があります。唯一のPSTから情報はE-Basicヘルプ内のDECLAREステートメントだけです。基本的にはE-Primeからコールのライブラリを実験のユーザ スクリプトにコピー&ペーストできます。そのようにすると、ポート・コミュニケーションのためにE-Primeの「WritePort」コマンドは使用せず、インポートした特定のコマンドを使用します。Windows DLLの作成はメーカーのPSTおよびIBS JapanのE-Primeサポート外ですので、プロのプログラマーの方にお勧めです。
E-Primeは、(EEGのような)外部デバイスとのポート通信、または独自のWindowsDLLを作成しての、インターフェース接続をサポートしています。
ポート通信では、小さなスクリプトをInLine Object内で使用します。必要なE-BasicコマンドはWritePortコマンドとReadPortファンクションです。WritePortコマンドではプログラム可能なポートまたはプログラム可能なレジスタにTTLパルスの送信をする事ができます。ReadPortファンクションは外部デバイスからの信号をE-Primeで受信するために使用します。WritePortとReadPortのパラメータは次の通りです:
WritePort address, value
ReadPort (address)
E-Primeは外部デバイスとインターフェース接続されたポートに信号を送信する事ができます。他のマシンからの信号受信や操作はユーザの責任において行われます。WritePortとReadPortコマンドで、E-Primeはイベントのトリガーを使用したり、外部デバイスにイベントを知らせたり、外部デバイスからのトリガーに反応したりする事ができます。
ノートPCモニタの主な問題点は、CRTモニタで画面を際描写するために使用されるラスター技術が使用されていない点です。E-Primeではスクリーンの部分的表示を避けるたり、時間精度を高めるためめ、多くの表示は垂直ブランク(vertical blank )に同期されます。垂直ブランクはラスターの位置によって決められます。
ラスターの位置を判断できないと、各表示の同期は保証できませんし、画面のリフレッシュ立が正確とも保証できません。ですので、PSTでは実験をする際にはCRTモニタの使用を推奨しています。 この問題やその他のここの実験での表示遅延に関する問題はユーザーズ・ガイドのCritical Timing の章にあります。
USBポートにUSBシリアル変換アダプターを使用してレスポンスボックスを接続した場合、Windows 2000またはXPでご使用の場合には動作および精度に影響がない事を確認しています。
E-Primeのインストール時にはまず、アンチ・ウィルス・ソフトウェアが起動していない事を確認して下さい。アンチ・ウィルス・ソフトウェアが起動しているPCではE-Primeのインストールが正しく行われない事があります。
次に、PSTのサポートサイトから「Download」 → 「Misc」より適切なドライバがある場合はダウンロード、インストールしてください。
これでもインストールが正しく行われない場合、技術サポート用レポートファイルを作成して弊社E-PrimeサポートE-Prime@ibsjapan.co.jpまでお送りください。
製品版で作成したE-Primeの実験ファイルは他のマシンにインストールされたE-Primeでの開く事が可能ですが、評価版で作成した実験は作成したローカルマシンでしか開けません。また他のマシンへの送信もできません。
製品版のE-Primeで作成された実験を評価版で開くと、その実験は評価版として保存されます (ローカルでしか開けず、送信もできなくなります)。
評価版で作成されたデータファイルも評価版として扱われます。また、測定のタイミング精度は1/100秒(製品版では1/1000秒)です。また評価版をご使用できるのは50回に制限されます。E-Prime製品版を購入するとこの制限はなくなります。評価版にはすべてのアプリ(E-Studio, E-Run, E-Basic, E-Merge andE-DataAid) が含まれます。
基本的にPort Device はExperimentオブジェクトと入力を収集するオブジェクトのプロパティ・ページからアクティブ化されます。Port DeviceをExperimentオブジェクトに追加したら、使用しているポートに適した設定(ポートアドレス、ビット)を行う必要があります。
ポートのアドレスはWindows「コントロールパネル」の「システム」から「デバイスマネージャ」を開き、ポートを選択して調べる事ができます。パラレル(LPTまたはプリンタ)ポートを選択し、プロパティボタンをクリックし、リソースタブを選択します。現在アクセス可能なポートのアドレスが表示されています。
注:入力アドレスを指定するには出力アドレスに「1」を追加する必要があります。16進法表記のポートアドレスが378の場合、Port Deviceの「address」フィールドには「379」と入力します。
マスク値はデフォルトで -1 に設定されていますので、ビットには影響ありません。
プロパティ・ページでPort Deviceを使用するには以下のように設定します。
1. Duration/Input タブをクリックします。
2. 「Add」をクリックします。
3. Port Device を選択します。
4. Pot Deviceの入力プロパティを設定します。
Port Deviceの可能な入力はビット・ポジション(8ビット ポート設定では1-8)を表記する各キャラクターとして表現されます。ビット・パターンはピン接続に対応しています。ビットは0ベースまたは1ベースのいずれかです。ピンは常に1ベースです。単にどのビットでも変更してE-Primeにトリガーを送りたい場合には、入力オブジェクトのAllowable Input フィールドに「any」と入力できます。
CorrectInputは、その入力でどのビット・ポジションを変更したいかを決定するシングル・ビットです。ポートを読み込む際には、入力の5ビットしか変更できません。ビット1~3は常に不確定で、ビット4~8が変更可能です。ですので、「any」設定でない場合は、入力は一般的に4~8になります。
ビットの認識はユーザの責任において行われます。ビットからピンへのマッピングについてはお使いのハードウェアのドキュメントやビット:ピンのマッピングに関するポートアドレスを参照してください。
入力デバイスとしてPort Deviceを追加、設定、使用可能にしたら、E-Primeは複雑なE-Basicスクリプトなしで、そのポートを通して入力を読み込む事ができます。
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