ご存知のように、NPortシリアルデバイスサーバはネットワーク上の異なる種類のシリアルデバイスをサポートするオペレーションモードを提供しています。しかし、NPortシリアルデバイスが、RS-232C/422/485デバイスをIIoT(Industrial Internet of Things:産業用IoT)アプリケーションに統合することで運用を合理化するための高度機能をオペレーションモードの一部として提供することはあまり知られていません。
シリアルデバイスサーバ
現在はイーサネット時代でありながら、相変わらず多くのシリアルデバイスが、産業、医療やIT分野で非常に効率的に使われています。シリアルデバイスが継続的に使い続けられているということは、その理由があるからです。しかし、多くのシリアルデバイスの潜在的な能力は、まだ多くが未開発といえます。このようなデバイスを活用するには、これらのデバイスから収集したデータをクラウドに格納し、分析に使用することで、運用の合理化・最適化に活用することです。そのためには、まずこれらの従来のシリアルデバイスをネットワークに統合する必要があります。
IIoT(Industrial Internet of Things:産業用IoT)は、異なるデバイスを一緒に接続することによって産業用オートメーションの効率化と生産性を向上させることを目的とすると共に、大量のデータの収集や分析を行い、正確な情報を提供することで、ユーザが優れた決断を下すことを可能にします。しかし、IIoTの実装と、ユーザが利点を享受することができる前に、ネットワークを最大限に活用するために適切なインフラが整備されていることを確認しておく必要があります。お使いのネットワークがIIoTに対応することができるか確認するために、5つのFAQをチェックしてください。