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製品・技術情報

HDビデオイメージを実現する堅牢なコンパクトドーム型IPカメラ

EN 50155鉄道車両およびモバイルアプリケーションに最適な高解像度IPカメラ

  • 2012.09.20
鉄道車両用ミニドームIPカメラ
産業グレードの信頼性
VPort P06-1MP-M12 VPort P06-1MP-M12 製品詳細 モバイルアプリケーション用HD IPカメラ

鉄道車両や車両といった限られた設置スペースでIP監視システムとして使用するために設計されたVPort P06-1MP-M12は、僅か47 mm高の産業グレードミニフォームファクタカメラです。鉄道車両のIPビデオ監視アプリケーションに必要なコンスタントな高品質ビデオ画像を提供するためにVPort P06-1MP-M12は、EN 50121-3-2 およびEN 50155の重要なセクション(T1温度をサポートする標準モデルは-25~55℃、TX温度をサポートするTモデルは-40~75℃)およびEN 61373が衝撃および振動を保護します。
更に、バンダルプルーフ・エンクロージャに収納されたVPort P06-1MP-M12は、IEC 62262 Class IK8認証をパスしています。これらの機能のすべてを備えたVPort P06-1MP-M12は、スペースの限られた鉄道規格の重要なアプリケーションに最適であることを意味します。VPort P06-1MP-M12は、厳しい天候や激しい振動環境で運用する必要のあるアプリケーションには、がその威力を十分発揮することができるカメラです。

  • ファンやヒータなしで-40から75℃のワイド動作温度サポート
  • EN 50121-3-2(EMC)準拠
  • EN 61373が衝撃および振動を保護
  • EN 50155準拠(T1およびTX)
  • IP66等級による雨および埃からの保護、EN 62262 IK8バンダルプルーフ保護
  • 5年の製品保証
優れた画像品質

VPort P06-1MP-M12は、コンパクトなH.264/MJPEG IPドームカメラで最先端のCMOSセンサを採用して従来のアナログカメラに比べて1280 x 800 ピクセルの優れた高解像度ビデオ画像の提供およびより広い領域をカバーします。更にVPORT P06-1MP-M12は、DNR(デジタルノイズリダクション)、BLC(ブラックレベルコントロール)およびWDR(ワイドダイナミックレンジ)によりノイズや被写体のぶれの軽減、貧弱な照明条件の克服、明るい光から暗い光までの広いダイナミックレンジのイメージをカバリすることで優れたビデオ画像解析を必要とする監視フィールドの鮮明な画像を提供することができます。

バックライト環境に必要なハイパフォーマンスWDR

非常に明るく、また、非常に暗い場面の両方を有する画像の場合、WDR(ワイドダイナミックレンジ)が、より鮮やかなカラーを表示します。多くのMoxaのVPort IPカメラは、WDR機能をビルトインしています。この機能は、様々な環境に適応するために微調整することができます。

ワイドダイナミックレンジ
高いビデオパフォーマンス

ピークビットレートを回避するためのCBR Pro™技術

CBR Pro™は、ユーザのネットワーク帯域幅に基づいて伝送ビットレートを制限する高度なビットレートフロー制御技術です。この機能は、ピークビットレートがネットワーク帯域幅の中の許されたビットレートを超えた場合に発生するパケットのドロップを解消することで優れた画像品質を保証するビデオストリーム伝送を提供します。

CBR Pro技術を使ってピークビットレートを回避

様々なアプリケーションのための複数のビデオストリーム

ライブビュー、ビデオ録画および画像分析といった異なるアプリケーションには異なるビデオパフォーマンス要件が必要となります。この理由からMoxaのVPort製品は、異なるアプリケーション要件に必要とするそれぞれがカスタマイズ可能な複数のビデオストリームを提供します。

複数のビデオストリーム

システムおよびネットワークの効率に必要なDynaStream™技術

Moxaの画期的なDynaStream™技術は、ネットワークの状況に基づいて自動的にビデオフレームレートを制御する技術でMoxaのすべてのVPortシリーズ製品に含まれています。DynaStream™は、例えばネットワークトラフィックジャムなどのイベントを検出するとネットワークリソースを節約するためにシステムは自動的にすべてのVPortのフレームレートを減らすことができます。また、DynaStream™は、DIアラームなどのイベントを検出すると、それに対応してフレームレートを増加させ自動的に映像品質を向上させることができます。これは、CGIコマンド、SNMP、またはModbus/TCPを使用して行われます。この新しいツールは、非常に柔軟性があります。それは、システムリソースやネットワーク帯域幅を変更できるだけでなく重要なデータシステムがコリティリティオブサービス(QoS)を維持することができます。更に、ビデオストリームによりシステムのパフォーマンスが影響を受けないことを保証することができます。

複数のビデオストリーム