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製品・技術情報

IEC 61850 認証PowerTransシリーズイーサネットスイッチ

  • 2010.09.29
インテリジェントLayer 3 ネットワークコントロール
Layer 3スイッチとは?

MoxaのLayer 3スイッチは、優れたネットワークパフォーマンスを実現するために大規模なLANを複数のサブネットに仕切るために使用することができます。Layer 3のハードウェアは、Layer 2スイッチと同等の高速のデータを送信するために最適化されていますがLayer 3スイッチは、ルータと同じように切換決定(OSI Layer 3)をするためにIPアドレスを使います。Layer 2スイッチの802.1Q VLANは、ネットワーク運営者がより能率的にネットワークをコンフィギュレーションおよび維持することができます。ルータとLayer 3スイッチの両方は、最良のルートを決定するためにルーティングプロトコルとルーティングテーブルを使います。しかし、通常、ソフトウェアベースのルータと比較してLayer 3スイッチは、スイッチングハードウェアをビルトインしているために高速でありまた、高価でありません。最適化されたチップと完全なワイヤースピードIPフレームフォワーディングは、VLAN間の接続に最適である優れたパフォーマンスを確実にします。

PT-7828
スタティックルーティング

Layer 2イーサネットスイッチのMACテーブルを使用する代わりにPT-7828は、IPフレームのフォワーディングをサポートするビルトインIPルーティングテーブルを提供します。ネットワーク管理者は、マニュアルでこのIPルーティングテーブルをコンフィギュレーションおよび維持しなければなりません。そして、ネットワークトポロジーの変更が生じると管理者は、ルーティングテーブルを再コンフィギュレーションする必要があります。

Routing Information Protocol (RIP)

スタティックルーティングに加えてPT-7828は、また、ルーティングプロトコルによりダイナミックに設定および更新できるビルトインIPルーティングテーブルを提供します。RIPは、ルーティングプロトコルとして最も古いプロトコルですが現在も多くの企業で利用されています。RIPは、ベルマン-フォードアルゴリズムおよび1つのネットワークから他のネットワークに最小ルートの最適経路として使用することを確定する"ホップカウント"測定にしばしば使われるルーティングプロトコルです。

Open Shortest Path First (OSPF)

PT-7828シリーズは、また、ネットワークルートを決定するために"ホップカウント"の代わりに"リンクステート"を使うOSPFをサポートしています。OSPFは、RIPより複雑ですがしかし、RIPに比べてOSPFは、高速のネットワークコンバージェンスとネットワークトラフィックを提供します。RIPとOSPFは、通常Interior Gateway Protocol(IGP)と呼ばれます。

スタティック VS ダイナミック

PT-7828にビルトインしているIPルーティングテーブルは、更新および維持の両方をスタティクおよびダイナミックに行うことができます。ネットワークが小さくて固定されていればネットワーク管理者は、マニュアルでIPルーティングテーブルをコンフィギュレーションすることができます。ネットワークの拡張あるいは、ネットワークトポロジーがしばしば変更されるならダイナミックルーティングがネットワーク安定性の強化とネットワーク収束に必要とする時間の削減ができます。ダイナミックルーティングプロトコルは、ネットワーク変更の際、自動的にデバイス検知および反応をするのでマニュアルによるコンフィギュレーションの必要性がなくなります。