導入事例
電力
データセンターのサイバーセキュリティを強化する
アプリケーション | 電力監視 |
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カテゴリー | 電力 |
ロケーション | アメリカ |
概要
米国にあるデータセンターサービスプロバイダーでは、データセンターが頻繁に攻撃され、過去5年間にデータ損失や多額のペナルティーが発生しているため、サイバーセキュリティを強化したいと考えています。サーバールームが攻撃されるだけでなく、サーバールームに供給する電源の通信インターフェースもサイバー攻撃を受けやすいと指摘されているため、今や企業レベルの取り組みになっています。
課題・ニーズ
セキュリティリスクを効率的に管理するために、企業は毎月脆弱性スキャンを実施し、起こりうる攻撃を未然に防ぐとともに、脆弱性が発見された場合は直ちに対処するよう機器メーカーに働きかける必要があります。
IT部門が直面する問題は、サイバー脅威だけではありません。データセンター内のスイッチギア、PDU、UPSなどのOT機器も、ブレーカー、リレー、メーターなどがすべて通信インターフェースを持っているため、保護する必要があります。これらの機器は何千台と存在する可能性があり、監視やファームウェアの更新が面倒になります。
Moxaのソリューション
ハッキングされて金銭的損失を被る可能性を減らすため、ネットワークノードには、デバイスのセキュリティを強化するセキュリティ機能が組み込まれている必要があります。
MoxaのMGate MB3170およびMB3660プロトコルゲートウェイは、IEC 62443規格に基づいて設計されており、サイバーセキュリティがデバイス内に組み込まれていることを保証します。
サイバー攻撃を受ける可能性のある重要なアプリケーションに対して、ユーザが最新のパッチを取得できるように頻繁に脆弱性スキャンを実行します。
MoxaのMXconfigは使いやすいGUIを持ち、設定の実行を簡素化するCLIツールであるMCCにより、OTユーザーとITユーザーの両方が大量のファームウェアアップデートを簡単に実行できるようになります。