VPort 2110

Moxa VPort 2110は、チャネル入力×1、イメージ・デジタイザ、MJPEG圧縮によるイメージ・コンプレッサー、Webサーバー用10/100Mbpsイーサネット/Modemインターフェースを装備したビデオサーバーで、アナログ・ビデオソースをデジタル化し、このデジタルイメージをコンピューターネットワークに分配することにより、CCTVシステムを即座にVideo over IPネットワーク・システムに代えることができます。

• コンパクト1チャネルMPEGビデオサーバー
• BNCビデオ入力×1および10/100Mbpsイーサネットポート×1

利点

どこにでも､いつでもアクセスが可能

ユーザーは、どこからでも、いつでも中央で管理するためにイーサネットあるいはインターネット経由でVPort 2110ビデオ・サーバーと接続したビデオカメラをリモートからアクセスできます。VPort 2110ビデオ・サーバーは、異なるアプリケーションの要求に対応するために10/100Mbpsイーサネットおよびモデム・ダイヤルイン接続のネットワークインターフェイスをサポートしています。

マンパワーおよび配線コストの削減

ビデオイメージ送信に使用する同軸ケーブルネットワークの構築は、必要ありません。単に既存のIPネットワークを使用して、少ない努力とシステム・インストールおよび配線コストを削減できます。

統合したネットワーク・システム構造

CCTVシステムとは対照的に、システム・インテグレーターは、カメラ管理、ビデオストレージ、ビデオ録画、再生、VMD (Video Motion Detection)、DI/DOデバイスを使ったビデオの処理、IPベースネットワークのような機能を統合するためにVPort 2110ビデオ・サーバーを使用することができます。システム・メンテナンスおよび拡張を行うシステム・インテグレーターおよび管理者は、このシステムの便宜さによって非常に印象づけられるでしょう。

ビデオ管理およびコントロールのための内蔵のWebサーバー

Webサーバー内蔵のVPort 2110によりユーザーは､カメラコントロール、ビデオイメージの完璧な管理が行えます。更に、ビューイングおよびカメラ/ビデオセッティング、VMD、PTZカメラ・コントロールおよび連続的なビューイングのような進んだ機能が更にVPort 2110によって提供できます。また、VMDあるいは連続モードのいずれかによって取られたスナップ写真イメージは、e-mailまたはFTPによりユーザーに出来事のステータスとして通知します。

I/Oセンサーおよびアラームを備えた自動ビデオ監視システム

Moxa VPort 2110ビデオ・サーバーは、センサーおよびアラームと接続するためにデジタル入力×1およびリレー出力×1を装備しています。Moxa SoftDVR Proのようなシステムソフトウェアを使うか、スクリプト形式コマンドプログラミングを使うことによってユーザーは、カメラとDI/DOデバイス間の接続をセットすることにより自動ビデオ監視システムを構築することができます。

Moxa SoftDVR IP監視ソフトウェア (無償)

• 1台のPCで1～4チャネル (Quad) ビューイング：最大4カメラサポート
• 管理者のユーザー権限により1システムで32台までのユーザーを管理できる。
• AVIフォーマットにビデオファイルを記録しローカルPCに記憶できる。
• FIFOシークエンスによりハードデスクスペースにオーバーライドできる。
• 各カメラ毎にVMDをサポート
• カメラ毎にイメージのセッティングとPTZカメラの制御をサポート
• カメラ毎にスケジュールまたはイベントのトリガーによるビューと記録
• JPEGイメージを得るために再生モードでスナップ写真をとり編集､印刷あるいは証拠を保存する。
• 実際の時間と同期するビデオを維持するためにリアルフレームの送信速度にあわせ、LAN/インターネット経由で記記録するフレームをダイナミックに調整できる。
• システムのリブート後､自動的にビューと記録をレジュームできる。
• カメラ・アクションをセットすればビデオ送信トラフィックを管理する、e-mapソフトウェアでカメラは容易に管理することができる。