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CrystalLink USB2.0/Dual-Portは、複数の異なるアプリケーションに使用することができる汎用性の高いエクステンダーデバイスです。このエクステンダーは、一時的または永続的にUSB1.1デバイスまたはUSB2.0デバイスを拡張する必要があるビジネスや企業あるいは一般商業および産業用としての不可欠なツールです。

CrystalLinkUSB1.1Dual-Portは、CATx UTP/STPケーブルを介して最大100m拡張可能です。キーボードまたはマウス、ディスクドライブ、スキャナ、プリンタやUSBジョイスティックといった各USBデバイスは、CrystalLink USB2.0/デュアルポートエクステンダーを使用してホストPCから離れて延長することができます。USBデバイスの追加は、USBハブを使って接続することができます。リモートエンドで最大4 USBハブをカスケードすることが可能です。

CrystalLink USB2.0/Dual-Portエクステンダーシステムは、トランスミッターおよびレシーバーの2つのユニットから構成されています。トランスミッターは、CPUのUSBポートに直接接続します。トランスミッターおよびレシーバーは、CATxソリッドコアケーブルを介してリンクされ、USBデバイスは直接レシーバーユニットに接続されます。トランスミッターユニットの外部電源は、このデバイスを動作させるために必要とします。

CrystalLink USB2.0のアプリケーション

CrystalLink USB2.0/デュアルポートは、一般商業および産業環境またはUSBデバイスをホストPCから離れた短い距離の接続を必要とするコンピュータールームでのアプリケーションに最適です。

CrystalLink USB2.0/Dual-Portの設置

CrystalLink USB2.0/Dual-Portエクステンダーの設置は簡単です。まずトランスミッターデバイスをホストPCのUSBポートに接続し次にトランスミッターとレシーバーユニットをCATxリンクケーブルで接続し、レシーバーに2USBデバイスを接続します。電源は必要ありません。電源は、トランスミッターユニットに含まれています。システムは、接続されたレシーバーユニットにCATxリンクケーブルを通して電源が供給されます。

USBハブの追加

レシーバー側に2台以上のUSBデバイスを接続する必要がある場合は、単純にUSBハブを追加します。また、最大3ハブをチェーン接続することができます。また、最大11USBデバイスを接続できます。レシーバーユニットのUSBポートの出力は500mAを供給できます。

USBデバイスオペレーション

ホストPCの電源がオンにされUSBデバイスがレシーバーユニットに接続されたとき、USBの“デバイス認識/インストール”プロセスは、モニターに表示されます。USBデバイスが正しくインストールされていない場合は、最新のUSBドライバをホストPCにインストールされていることを確認してください。

CATxケーブルの要件

CATx延長ケーブルは、CAT5e、6または7、UTP/STPケーブルを使用することができます。CrystalLink USB2.0/Dual-Portのパフォーマンスは、ソリッドコアケーブルを使用するように最適化されています。パッチパネルに使用するストランデッドタイプパッチケーブルは、最大の動作距離が低減します。できることならシールドタイプのSTPケーブルおよびグランドされたメタルフードの使用を推奨します。