技術情報
産業用ネットワークソリューション / OTセキュリティ
ハイセキュリティとハイパフォーマンス - 堅牢なネットワーク防御の最前線
産業用侵入防止システム (IPS) を使いネットワーク防御を強化
サイバーセキュリティの脅威は増加傾向にあり、産業用制御システムはこれまで以上に狙われるようになっています。産業用制御システムや重要なインフラストラクチャを保護するためには、単に堅牢なネットワーク防御の第一線を構築するだけではもはや十分ではありません。
そこで、Moxaは、ランサムウェアなどのサイバーセキュリティの脅威を防御するために産業用侵入防御システム (IPS) を搭載した業界認定のEDR-G9010シリーズ オールインワンファイアウォール/NAT/VPN/スイッチ/ルータを提供しています。EDR-G9010シリーズの高度なセキュリティ機能と高性能の組み合わせは、産業用アプリケーションを安全に保つための答えとなります。
OTに特化した包括的なサイバーセキュリティ保護機能
- オールラウンドプロテクション
インテリジェントIDS/IPSを組み込んだオールインワンファイアウォール/NAT/VPN/ルータ/スイッチ
- OTパケットフィルタリング
高度なOT DPIおよびIPSにより重要なインフラストラクチャをサイバーセキュリティの脅威から保護
- 集中管理
1つのロケーションから大規模なポリシープロファイル、ファームウェアマネージメント、シグネチャの更新を実行
産業用ネットワークのDefense-in-Security (多層防御) の構築
ネットワークセグメンテーション
低レイテンシのデータ通信を確保し、すべてのシステムの可用性を維持することを本来目的としたフラットなネットワーク設計は、現在、OTネットワークシステム上でセキュリティに関する懸念事項となっています。システムのパフォーマンスを低下させることなくリスクを最小限に抑えるには、適切なネットワークセグメンテーションを実行することが重要です。
セキュアなリモートアクセス
リモートコネクションは、産業用通信の重要な一部になっています。しかしながら、リモートデスクトッププロトコルの利便性にもかかわらずコネクションセキュリティは、見過ごされがちです。 安定したコネクションスループットを確保しながらエッジセキュリティを強化するには、セキュアなリモートアクセスチャンネルを構築することが重要です。
ネットワークアドレス変換(NAT)
重要な資産のためにIPアドレスをゲートウェイと考えます。内部資産を保護するために、すべてのデバイスは、単一のパブリックIPアドレスを介して通信するプライベートIPアドレスが必要です。しかしながら、IPアドレスの管理は、大変なタスクになる可能性があります。さらに、パブリックIPアドレスは、悪意のある攻撃者の可能性にさらされています。そのため、重要な資産のIPアドレスをより効率的に管理するメカニズムが不可欠です。
さまざまな産業用アプリケーションに最適
脅威から保護するためのリアルタイムの可視化
MXsecurityにより一元化された可視化とセキュリティマネージメントソフトウェア
MXsecurityは、サイバー脅威を容易に監視し、特定するための一元的な可視化とセキュリティマネージメントを提供します。最も重要なことは、この産業用ネットワークセキュリティマネージメントスイートが、これらの脅威を防御する際にセキュリティのコンフィギュレーションミスを防止できることです。MXsecurityは、複雑なネットワークアクティビティと脅威に関するインテリジェンスをネットワークにおけるサイバーセキュリティの状態をリアルタイムに可視化します。また、サイバー脅威と戦うための情報を各種の意思決定や改善に継続的に活用する実用的なインパクトマネージメントを提供します。リアルタイムのダッシュボード可視性により、MXsecurityは、OTネットワークセキュリティの脅威を追跡し、即座に対応することができます。