技術情報
産業用エッジコネクティビティ / 産業用ネットワークソリューション
今こそレガシーデバイスに息を吹き込もう：MoxaのNPortシリーズ
Nportシリアルデバイスサーバでシリアルデバイスの寿命を延長
現場にある多数のレガシーデバイスは、リモートでデータ収集をしようとそれらを接続する必要がある場合、エンジニアを非常に落胆させる可能性があります。 実績のある産業用コネクティビティの専門知識に裏打ちされたシリアルからイーサネットへのソリューションは、レガシーデバイスに新たな寿命を与えます。 さらに、正常な状態にあるこれらのデバイスの交換に余分な時間と費用を費やすことを心配する必要はありません。 MoxaのNPortシリアルデバイスサーバーなら、現場のさまざまな接続要求を満たすだけでなく、デバイス接続が簡単、安全、信頼できることをお約束します。
シリアルデバイスをIIoTに導入するために役立つインサイダーガイド
このインサイダーガイドでは、知っておくべき4つの実用的な課題と、シリアルデバイスをIIoTアプリケーションに移行するための最適な相互接続デバイスの選び方についての役立つヒントを紹介します。
一般的に見られるシリアルデバイス
シリアルデバイスとイーサネットデバイスの共存
イーサネットベースの通信インターフェイスが主流ですが、完全な刷新を追求するために既存のシリアルデバイスをすべて取り除く必要があるわけではありません。システムをアップグレードするときは、いくつかの事項を考慮する必要があります。その中で、装置のコストが主要な決定要因になります。たとえば、CNCマシンの交換は非常にコストがかかり、ほとんどの企業の予算に対して多大な影響を与えます。もう1つのコスト負担としては、数十のシリアルベースのパワーメーターの交換に伴う導入コストがあります。IPデバイスが増えると、ネットワークスイッチとSCADAライセンスノードに多くの投資が必要になるためです。したがって、マルチドロップ配線の利点を備えたRS-485パワーメーターを維持することは理にかなっています。さらに、IEDのような他のレガシーデバイスを交換する場合も、取得と導入のコストが高くなります。
シリアルデバイスと最新のシステムの間にシリアルからイーサネットへのデバイスサーバーを追加することは、シリアル通信のシンプルさを享受するだけでなく、イーサネットが提供するものを利用するためのコスト節約で簡単なソリューションです。
レガシーデバイスをデジタル化するための完璧な選択
- 使いやすい
デバイス構成からデバイス管理まで、NPortシリーズはユーザーフレンドリーなインターフェースとスマート接続機能を特徴としており、エンジニアにとってデバイス接続を容易にします。
- 安全な接続
MoxaのNPortシリーズは、ユーザー認証、コンソール管理、ネットワークアクセス制御を含むセキュリティ機能を提供し、少ない労力で接続セキュリティを可能にします。
- 産業用信頼性
堅牢なNportシリーズは、サージや極端な温度に耐えることができます。 また、さまざまな産業環境で認定されているため、産業用アプリケーションに最適です。
シリアルデバイスサーバ
| シリアルデバイスサーバ |  汎用アプリケーション |
 802.11 a/b/g/n Wi-Fiネットワークに接続 |
 厳しい環境の産業用認定 |
 汎用アプリケーション |
 スモールフォームファクターの高いポート密度 |
|---|---|---|---|---|---|
| ベーシック | |||||
| シリアルポート | 1～4 | 1～2 | 1～4 | 8/16 | 8 |
| RS-232C/422/485 |  | | | | |
| イーサネット | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 |
| Window/ Linuxドライバ | | | | | |
| 安全保障 | |||||
| ログイン認証 | パスワード保護（長さ、英大小文字・数字・記号の識別） | ||||
| コンソール管理 |
| ||||
| ネットワークアクセスコントロール | アクセス可能なIPリスト | アクセス可能なIPリスト（操作モードのみ） | アクセス可能なIPリスト | ||
| 信頼性 | |||||
| 産業認証 | － | － | C1D2、ATEX、IECEx | － | － |
| シリアル分離 | | － | | | |
| ワイド温度 | | | | | |
