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Moxa

MGate 5111-T

1ポート Modbus/PROFINET/EtherNet/IP-PROFIBUS スレーブゲートウェイ

主な製品特長


  • PROFIBUS DP V0スレーブサポート
  • Modbus RTU/ASCII/TCPマスタまたはスレーブをサポート
  • EtherNet/IPアダプタまたはPROFINET IOデバイスサポート
  • トラフィック監視/診断/ステータス監視および障害保護ビルトイン
  • イーサネットカスケーディングビルトインによる配線が容易
  • 冗長デュアルDC電源入力およびリレイ出力サポート
  • MicroSDカードによるコンフィギュレーションバックアップ/複製およびイベントログ
  • シリアルポートの2kVビルトインアイソレーション保護
  • -40~75℃温度動作モデル供給
  • IEC-62443ベースのセキュリティ機能

FCC

CE

EX

UL

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MGate 5111 産業用ゲートウェイは、Modbus RTU/ASCII/TCP、EtherNet/IP、PROFINETとPROFIBUSプロトコル間でデータを変換します。すべてのモデルは、堅牢なメタルハウジングで保護され、DINレールマウントが可能で、シリアルアイソレーションをビルトインしています。Modbusは産業界で最も広く使用されている通信プロトコルの1つで、EtherNet/IP、PROFINET、PROFIBUSはファクトリオートメーションやプロセスオートメーションで一般的に使用されています。MGate 5111は、Modbus RTU/ASCII/TCPマスタおよびスレーブの両モードをサポートしているため、ModbusデバイスをSiemens PLCなどのPROFIBUS PLCまたはDCSと容易に接続することができます。システムの統合に関して、MGate 5111は、Rockwell Automation PLCからPROFIBUS PLC/DCSシステム、または既存のPROFIBUSシステムのためのPROFINETをサポートする、新しいSiemens PLCシステム間といったEtherNet/IP PLC/SCADAシステムに接続することができます。MGate 5111ゲートウェイは、容易なコンフィギュレーションとクイックメンテナンスを目的として設計されています。便利なWebコンソールを使用してリモートメンテナンスタスクをインプリメントすることができ、コンフィギュレーションウィザードUIを使用すると、ゲートウェイをすばやくセットアップできます。包括的なトラブルシューティングツールにより、コンフィギュレーション作業とシステムダウンタイムを削減できます。堅牢な設計のMGate 5111は、ファクトリオートメーション、電力、石油および天然ガス、上下水道、その他のプロセスオートメーション産業などの産業用アプリケーションに適しています。

容易なコンフィギュレーション

MGate 5111シリーズゲートウェイは、フレンドリなユーザインターフェイスを備えているため、多くのアプリケーションでのプロトコル変換ルーチンを素早くセットアップでき、多くの場合、ユーザが詳細なパラメータのコンフィギュレーションをワンバイワンで実行する必要がなくなります。クイックセットアップを使用すると、プロトコル変換モードに簡単にアクセスして、コンフィギュレーションを数ステップで完了できます。MGate 5111は、リモートメンテナンスに必要なWebコンソールとTelnetコンソールをサポートしています。HTTPSおよびSSHを含む暗号化通信機能をサポートしているため、優れたネットワークセキュリティを提供します。さらに、コネクションイベントおよびModbusメンテナンスイベントを記録するためにファームウェアログ機能を提供します。ユーザは、Webコンソールからリモートでログデータを確認できます。

様々なメンテナンス機能

MGate 5111シリーズゲートウェイは、特にインストレーション段階でのトラブルシューティングを容易にするためにプロトコル診断とトラフィック監視をサポートしています。通信問題は、スレーブIDやレジスタアドレスなどの不正確なソフトウェアパラメータ、または誤ったコマンドコンフィギュレーションによって引き起こされる可能性がある根本的な原因を簡単に特定できるようにデータをキャプチャして確認できるプロトコル診断とトラフィック監視を使用することができます。MGate 5111ゲートウェイは、ステータス監視機能と障害保護機能をサポートしています。ステータスモニタリング機能は、Modbusデバイスがディスコネクトされたとき、または応答しないときにPLC/DCS/SCADAシステムに通知します。この場合、PLC/DCSプロセスは、各エンドデバイスのステータスを取得し、アラームを発行してオペレータに通知します。PROFIBUSケーブルが切断されると、障害保護機能は、ユーザが設定した定義済みの値で識別されるエンドデバイスでアクションを実行します。

Industry 4.0時代の到来に伴いファクトリオートメーションアプリケーションを強化するプロトコル変換

アプリケーションノート

Industry 4.0の登場により、ファクトリはレガシーのオートメーションシステムをアップグレードし、スマートなファクトリの世界に入り込む新しい機会を提供します。しかし、これらの改革には、例えば、一般に使用するPROFINETまたはPROFBUSプロトコルをSCADAシステムやPLCといったネットワークコントロールシステムに多くのModbusデバイスを接続することに、課題がないわけではありません。このため、プロトコル間に存在する非コンパチビリティを克服するために、プロトコルゲートウェイがシームレスなプロトコル変換を提供します。

セレクションガイド:MGateソリューション

MGateソリューション セレクションガイド

アプリケーションに最適なゲートウェイを選択するためのセレクションガイド