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クアッドコアのArmベースコンピューターで実現する信頼性の高いワイヤレスエッジコンピューティング NEW
再生可能エネルギー、重工業、石油・ガスなどの遠隔地や分散した屋外の産業用IoTアプリケーションでは、Wi-Fi、LTE、または5Gによる途切れないワイヤレス接続機能を備えた信頼性の高いコンピュータープラットフォームが必要であり、エッジデータをシームレスに収集してクラウドに転送する必要があります。
MoxaのUC-3400AシリーズおよびUC-4400Aシリーズコンピューターは、幅広いワイヤレス接続オプション、キャビネット設置に適したコンパクトサイズ、幅広い動作温度範囲、危険な領域の認証など、これらのアプリケーションに最適です。
Moxaは、IEC 62443-4-2 SL2要件への厳格な準拠を確保しながら、堅牢な64ビットクアッドコア性能を提供するUC-3400AおよびUC-4400Aコンピューターで、その幅広いArmベースコンピューターファミリを強化します。これらは、MoxaのArmベースコンピューターファミリにおける先進的なコンピューターシリーズであり、OT環境における最新のワイヤレス技術への移行を促進する、強化された性能と信頼性の高いワイヤレス機能を提供します。
UC-3400AおよびUC-4400Aコンピューターは、メンテナンスの手間を軽減し、さまざまなコンピューターインターフェースで顧客固有のアプリケーションをサポートする付加価値ソフトウェアを搭載しています。この合理化されたアプローチは、自動化の生産性を向上させ、操作を簡素化します。
特長
- 信頼性
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- 5年保証
- 10年間の長期サポート付きMoxa Industrial Linux
- 多様な産業用認証(CID2/ATEX/CE/FCC/UL
- デュアル無線機能付き熱設計
- 冗長ネットワークおよびシステム設計
- セキュリティ
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- IEC 62443-4-2 SL2準拠
- 信頼の連鎖 起動時およびアップデート時のセキュアブート認証
- セキュリティ強化ガイドおよびツールの利用可能
- 容易な開発と管理
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- Moxa Swiftにより、大規模プロジェクトのプロビジョニングと迅速な展開が容易に
- Moxa Computer Interface Manager (MCIM) ツールによる製品横断的なI/O管理の統一
- ワンステップのバックアップとリカバリツール
エッジにおけるワイヤレス接続の力
ワイヤレス機能により、さまざまな場所にエッジコンピューターを簡単に導入でき、配線に関する制約がなくなり、データ収集能力が向上します。OT環境を最新のワイヤレス技術に移行することで、組織は統合の簡素化と設置コストの削減というメリットを得ることができます。さらに、リモート管理機能により、産業用オートメーションシステムの効率が向上します。
- エッジゲートウェイとしての
ワイヤレスコンピューター
OTインフラストラクチャを最適化する信頼性と安全性の高いワイヤレスコンピューター

- ワイヤレス技術が過酷な環境でのデータ伝送に効率性をもたらす
- UC-3400AおよびUC-4400Aシリーズコンピューターは、4G/5GおよびWi-Fi 6/6Eのデュアルワイヤレス機能を備えており、過酷な環境下でも信頼性の高い運用を保証します。QualcommのQXDMを活用し、ログ解析、トラブルシューティング、およびプロトコルデコードを通じてワイヤレス接続の品質を向上させるための高度なログ解析およびトラブルシューティングサポートを提供しています。

- Moxa Connection Managerの自動ネットワークフェールオーバーによる継続的な接続性の確保
- Moxa Connection Manager (MCM) は、ネットワークインターフェースに複数のプロファイルを作成することができます。接続に失敗すると、MCMはプロファイル設定に基づいて最も優先順位の高い接続に自動的にフェールオーバーし、接続が復元されると元に戻ります。ユーザーフレンドリーなGUIにより、数回のクリックでデバイスの接続設定を行うことができます。

- 容易なプロビジョニングによる大規模展開の合理化
- Moxa Swiftは、サポートされているデバイスの構成とプロビジョニングをバッチ処理で実行できる直感的なWeb GUIを提供します。このツールを使用して、1台のコンピューターで構成のゴールデンサンプルを作成し、このバックアップ構成設定を使用して複数の産業用コンピューターにバッチ処理でプロビジョニングすることができます。
5G/LTE/Wi-Fi 6接続機能搭載 64ビットArmベースのコンピューター 比較表
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産業用4GおよびWi-Fi 6 コンピューター | 産業用5GおよびWi-Fi 6E コンピューター | |
CPU | Armv8 Cortex-A53 quad-core 1.4 GHz | Armv8 Cortex-A53 quad-core 1.6 GHz |
Memory | 4GB DDR4 | |
OS | Moxa Industrial Linux 3(Debian 11、カーネル5.10) Moxa Industrial Linux 4(Debian 13、カーネル6.1)2025年後半にリリース予定 |
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セキュリティモード | TPM 2.0 (ビルトイン) | |
ストレージスロット | eMMC (16 GB プリインストール済) microSD |
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インターフェース | 2×LAN、2×シリアル、 最大2×CANポート、1×USB 2.ポート |
2×LAN、最大4×serial (うち2つは2KV絶縁)、最大2 ×CANポート、4×DIs、4×DOs、1×USB 2.0ポート |
ワイヤレス | LTE/4G、BT、Wi-Fi 6対応(LTEおよびWi-Fi 6内蔵モデル) | LTE/5G、Wi-Fi 6E/BT対応(5G内蔵モデル) |
電源入力 | 9 ~ 48 VDC | デュアル電源入力、9~48 VDC |
動作温度 | -40 ~ 70℃ | -40 ~ 75℃ (非ワイヤレス動作時) -40 ~ 70℃(ワイヤレス動作時) |
承認済キャリア | AT&T, Version ※ ※2025 Q2に承認予定 |
AT&T, Version ※ ※2025 Q2に承認予定 |
安全性/EMC/RFおよび危険な場所に関する認証 | CE, FCC, IC, UL, UKCA, NCC, RCM, RNZ, ATEX ※, CID2 ※ ※ 2025 Q1に認証取得予定 |
CE, FCC, UL, BSMI, UKCA, RCM, KC, IC(ワイヤレス非対応モデル) CE, FCC, UL, UKCA, RCM, KC, IC (4Gモデル) CE, FCC, UL, UKCA, RCM, R-NZ, NCC ※, IC(5Gモデル) ※ 2025 Q2に認証取得予定 |
アプリケーションノート(導入事例)
- 産業用製品の生産性を向上させるリアルタイムの機械状態監視
- エッジコンピューティングはセンサーデータを収集し、クラウドに送信して遠隔監視を行うため、過酷な環境下での機械状態監視には、信頼性が高く、低消費電力のエッジコンピューティングが不可欠です。
- 5G対応のArmコンピューターで半導体製造の効率的なモニタリング
- 5G接続とオプションのバックアップ用Wi-Fiを搭載したオールインワンソリューションは、複数の機器を必要とせず、コストとスペースを削減します。
リソースとダウンロード
- 効率的なエッジツークラウド接続
- Moxa UC-1200A および UC-2200A コンピューターが、コンパクトな設計と多様な I/O インターフェイスによって、柔軟なシステム統合を実現する方法について説明します。
- 分散型エネルギーリソース向けエッジゲートウェイ
- Moxa Arm ベースのコンピューターが、分散型エネルギー リソース向けの安全で信頼性の高い IIoT システムの構築にどのように役立つかをご覧ください。
coming soon