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Moxa

MGate MB3270I

1ポート/2ポート アドバンスド シリアル-イーサネット Modbusゲートウェイ

主な製品特長

  • 自動デバイスルーティングによりコンフィギュレーションを容易に実現
  • 柔軟な導入を可能にするTCPポートまたはIPアドレスのルーティングサポート
  • 最大32台のModbus TCP serverに接続
  • 最大31または62のModbus RTU/ASCII slaveを接続
  • 最大32のModbus TCP clientからアクセス可能 (各masterに対して32のModbus要求を保持)
  • ModbusシリアルmasterからModbusシリアルslaveへの通信をサポート
  • ケーブル配線を容易にするイーサネットカスケーディング
  • 10/100BaseTX (RJ45) または 100BaseFXサポート (SC/STコネクタ付シングルモードまたはマルチモード)
  • 緊急要求トンネルによりQoS制御を確保
  • トラブルシューティングを容易にする組み込みModbusトラフィック監視
  • 2 kV 絶縁保護サポートシリアルポート ("-I"モデルのみ)
  • -40~75℃のワイド動作温度モデル
  • 冗長デュアルDC電源入力と1つのリレイ出力サポート

FCC

CE

DNVGL

IEC

IEC Ex

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MGate MB3170/MB3270は、それぞれ1ポート/2ポートのModbusゲートウェイで、Modbus TCP、ASCII、RTU通信プロトコル間で変換を行います。ゲートウェイは、シリアル-イーサネット通信とシリアル(master)-シリアル(slave)通信の両方を提供します。さらに、ゲートウェイは、シリアルおよびイーサネットmasterとシリアルModbusデバイスの同時接続をサポートします。MGate MB3170/MB3270シリーズゲートウェイは、最大32のTCP master/clientからアクセスでき、32のTCP slave/serverに接続できます。シリアルポートを介したルーティングは、IPアドレス、TCPポート番号、IDマッピングによって制御できます。プライオリティ制御機能をサポートしているため、緊急のコマンドにも即座に対応できます。すべてのモデルは、堅牢で、DIN-railマウンタブルで、オプションでシリアル信号に対するビルトイン光学絶縁を内蔵しています。

Modbus RTU/ASCIIネットワークまたはソフトウェアを変更せずにTCP masterを統合

MB3270は、既存のModbus RTU/ASCIIアーキテクチャやソフトウェアを変更することなく、Modbus TCPをModbus RTU/ASCIIと統合することができます。シリアルリダイレクタ機能を使い、シリアルmasterは、特別にマッピングされたシリアルポートを介してシリアルslaveデバイスへの直接アクセスを維持できます。これにより、シリアルmasterとTCP masterはシリアルslaveに同時にアクセスできます。

イーサネット通信のために光ファイバを使用

MGate MB3170シリーズには、マルチモードモデルで最大4km、シングルモードモデルで最大40kmの伝送距離を実現する100BaseFXファイバモデルをサポートしています。光ファイバは、カッパーケーブルのように電磁ノイズやノイズ干渉の影響を受けないため、産業用アプリケーションに最適です。特に、グランドループ電圧が高い環境では、光ファイバが最高の絶縁保護を提供します。また、スパークの危険がないため、カッパーケーブルに比べて光ファイバは危険な環境で使用する場合に最も安全です。

自動デバイスルーティングによるコンフィギュレーションを容易に実現

Moxaの自動デバイスルーティング機能は、エンジニアが多数のModbusデバイスをコンフィギュレーションする際に遭遇する多くの問題や不便さを排除することができます。マウスを1回クリックするだけで、slave IDルーティングテーブルを設定し、 監視制御およびデータ収集 (SCADA:Supervisory Control And Data Acquisition) システムからのModbusリクエストを自動的に検出するようにModbusゲートウェイを設定できます。この自動デバイスルーティング機能により、Slave IDルーティングテーブルを手動で作成する必要がなくなるので、従来エンジニアが費やしていた設定時間とコストを大幅に削減することができます。

緊急コマンドに対するプライオリティ制御

Modbusネットワークのサイズと複雑さが増大するにつれて、コマンドと応答間のラグタイムが大きな懸念事項になります。MB3000シリーズのアドバンスドモデルは、緊急コマンドのためのプライオリティ制御機能を提供することで、ユーザは特定のコマンドに即時応答を強制することができます。システムの要件に応じて、どのコマンドが優先されるかを定義する異なる方法を使用することができます。