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製品情報

弊社取扱い製品情報ページです。

Celeritas®

光ファイバ応答システム

MRIなど磁場環境に適合する光ファイバ応答システム『Celeritas』

Celeritasは、被験者の応答を正確に収集し、信号を検証するための光ファイバ応答システムです。

この新しいシステムはボタン応答ユニット(BRU)やジョイスティックの組み合わせを自由に選択でき、研究のニーズに合わせてシステムをカスタマイズすることができます。BRUとジョイスティックは小さい手から大きい手まで快適にフィットします。また、金属部品を一切使わない構造になっているため、磁気ルーム内の金属を完全に排除することができます。ユニットの通信ボタンからの信号は導波管を通って光ファイバケーブル経由にてコントロールルームにあるインターフェースコンソールへと送られます。

インターフェースコンソールでは、LED表示にてリアルタイムの被験者応答フィードバックを表示し、また必要に応じて被験者へ応答を行うボタンがあります。本システムはUSB接続を通してE-Prime®とシームレスに統合することができます。インターフェースコンソールには光コネクタとBNCコネクタがあります。これらのコネクタを用いて、光学パルスまたは電気TTLパルスをコンピュータにて受信することができ、これらパルスは刺激呈示コンピュータでは『ボタン押下』として捉え、ユーザは実験とMRスキャナを同期することができます。

BRUとジョイスティックは、耐薬品性、医療グレードの生体適合性プラスチックを使用して組み立てられています。耐薬品性であるため、材質や色の劣化を起こさずに繰り返し清掃することができます。新しいBRUには触覚インジケータがあり、実験中の正しい指配置を確実にします。また新しいBRUは手首の調節機能があり、より快適に装着することができます。

Celeritas® 光ファイバ応答システムは次のコンポーネントによりカスタマイズすることができます:

  • インターフェースコンソール
  • 右手用・左手用ボタン応答ユニット(BRU)-2,3 または 5つボタン
    (4mケーブルと磁気ルーム壁取付けホルダを含む)
  • 無指向性アナログスティック および 4つボタン付きジョイスティック
    (4mケーブルと磁気ルーム壁取付けホルダを含む)
  • 10メートル光ファイバケーブル
Celeritas インターフェースコンソール
インターフェースコンソール 
Celeritas 応答ユニットオプション
ジョイスティック5つボタン BRU3つボタン BRU2つボタン BRU
ジョイスティック 5つボタンBRU 3つボタンBRU 2つボタンBRU

*本製品は研究目的のみに使用できます。

Celeritas® 光ファイバ応答システム 接続例

Celeritas 光ファイバ応答システム 接続例

E-PrimeのWindows 10 バージョン2004サポート

最新のWindows 10 バージョン2004でE-Primeが正常に動作することが確認されました。
E-PrimeをWindows 10 バージョン1903(およびバージョン1909)で使用すると発生していたエラーまたはフリーズするバグがMicrosoftにより修正されました。

Celeritas BRUの特長

  • 人間工学に基づく設計
  • リスト・ストラップと、調節可能なリストソリにより、被験者のボタンの落下や指ポジションのズレなどを削減
  • 人差し指ボタンの触覚インジケータにて被験者の正しい指位置リマインド(5つボタンBRUのみ)
  • 耐衝撃性、耐薬品性、医療グレードの生体適合性プラスチックによる成形
  • 金属 または 導電性材料不使用
  • BRUとケーブル用壁取付けホルダ

Celeritas ジョイスティックの特長

  • 4つボタン付き無指向性アナログスティック
  • 快適な両手利き設計
  • ハンドストラップによる快適なポジション
  • 耐薬品性、医療グレードの生体適合性プラスチックによる成形
  • 金属または導電性材料不使用
  • ジョイスティックとケーブル用壁取付けホルダ

Celeritas 光ファイバ応答システムの特長

  • 薄型、取付け簡単なコネクタによる柔軟性の高いケーブル配置
  • 10m拡張可能なケーブル
  • 電気および光学スキャナトリガ接続
  • 左右どちらの手でもBRUとジョイスティックの組み合わせが自由
  • 前面パネルにリアルタイムの応答を表示
  • サードパーティ製機器とのインターフェース用に外部デジタル入力と出力
  • E-Primeを使用していない場合、標準USBキーボードとジョイスティック(HID-ヒューマン・インターフェース・デバイス)として接続
  • デバイス不使用時にスキャナトリガキー反応のマスク可能
  • 10のキーマッピングプロファイルを格納可能
  • E-Prime® と同時使用時のパフォーマンス向上のための最適化

Celeritas モニタの特長

  • カスタム可能なBRUとトリガキーマッピングによる使いやすいインターフェース
  • ユーザ作成プロファイルのカスタムキーマッピング設定を無制限に作成および格納可能
  • 完全なデバイスステータス、フィードバック、設定情報を1つのわかりやすいウィンドウにて表示
  • デバイス不使用時にはスキャナトリガ応答を隠すことが可能

E-Primeとの拡張機能

  • ジョイスティックの応答とキーマッピングのカスタム化が可能
  • E-Primeのクロックとの自動同期により応答時間精度が向上
  • すべての応答がキューを確実に得ることができ信頼性が向上
  • 応答の決定論タイムスタンプ
  • 実行時の応答デバイスステータスの拡張エラーチェック
  • ジョイスティックキーの再マッピング
  • ジョイスティックゾーンの作成
  • すべてのCeleritasデバイスへのカスタムキーマッピング可能(キーマッピングはes2ファイルに格納)
システム要件
ハードウェア要件 ・フルスピードUSBポート
・光学およびBNCトリガ入力(どちらか1つ使用)
必要最小導波管直径 ・シングルレスポンスユニット:19.05 mm
・デュアルレスポンスユニット:29.21 mm
Celeritas Modeソフトウェア要件 ・E-Prime 2.0 サービスパック 1
・Windows XP、Vista、7および8 (32 または 64ビット)
注意:HIDモードではE-Prime 2.0ソフトウェアは必要ありません。Celeritasシステムは標準USBキーボードデバイスとして接続します。
技術的仕様
ボタン応答ユニットのサイズ最小サイズ 33cm × 12.7cm × 5.7cm
最大サイズ 35.6cm × 13cm × 5.7cm
ユニットサイズ
ボタンスペース
コンソールサイズ29cm × 26cm × 7.4cm
ケーブル長 光ファイバケーブル2本:10m
各光ファイバ曲げ半径:2.08cm
重さ:0.45kg
ケーブル直径/最小1cm

FAQ

Q:MRIセンターのコントロールルームから実験を行うことができますか?

A:はい、できます。磁気ルームに行く必要なく、コントロールルームからBRUにコンソールを使用して実験を行うことが可能です。

Q:被験者が眠ってしまったり、正しくタスクを行っていない場合に知ることができますか?

A:はい、できます。応答ユニットの各ボタンには、BRUコンソールにはLEDインジケータがあります。常に被験者がどのように応答するかを決めることができます。

オーダー方法

お見積り依頼やご不明な点は、問い合わせフォームよりお問合せください。

Celeritas Celeritas® 光ファイバ応答システム こちらよりお問い合わせください

アクセサリ

PST-101681 Celeritasインターフェースコンソール ※1
・Celeritasコントロールルームコンソール×1
・電源(医療グレード)×1
・USBケーブル×1
・BNC同軸ケーブル×1
・操作マニュアル×1
・ソフトウェアCD-ROM×1
こちらより
お問い合わせ
ください
PST-101481 Celeritas用 10mケーブル
・10m光ファイバケーブル、連結ダストキャップ組み立て
PST-100760 Celeritas用 光ファイバ応答ユニット - 5ボタン右手用
・Celeritas用光ファイバボタン応答ユニット(右手用、5ボタン、4m)
・BRU*およびケーブル用 磁気ルーム壁面取付け用ホルダ×1
PST-100761 Celeritas用 光ファイバ応答ユニット - 5ボタン左手用
・Celeritas用光ファイバボタン応答ユニット(左手用、5ボタン、4m)
・BRU*およびケーブル用 磁気ルーム壁面取付け用ホルダ×1
PST-101463 Celeritas用 光ファイバジョイスティック
・光ファイバボタンジョイスティック(全方向性アナログスティック、
 4ボタン、4mケーブル)
・ジョイスティックおよびケーブル用 磁気ルーム壁面取付け用ホルダ×1
PST-101535 Celeritas用 光ファイバ応答ユニット - 2ボタン
・Celeritas用 光ファイバボタン応答ユニット(2ボタン、4mケーブル)
・BRU*およびケーブル用 磁気ルーム壁面取付け用ホルダ×1
PST-101536 Celeritas用 光ファイバ応答ユニット - 3ボタン
・Celeritas用 光ファイバボタン応答ユニット(3ボタン、4mケーブル)
・BRU*およびケーブル用 磁気ルーム壁面取付け用ホルダ×1
PST-101687 Celeritas用 光ファイバ応答ユニット - デュアル、2ボタン
・Celeritas用 光ファイバボタン応答ユニット(デュアル応答ユニット、
 各2ボタン、Yスプリット付き4mケーブル)
・BRU*ケーブル用 磁気ルーム壁面取付け用ホルダ×1

*BRU:ボタン応答ユニット

※1:PST-101681『Celeritasインターフェースコンソール』には PST-101481『Celeritas用 10mケーブル』は含まれません。新規システムでは、インターフェースコンソールと応答ユニット間が4m以内の場合は、応答ユニットに付属の4mケーブルを使用することができます。インターフェースコンソールと応答ユニット間が4m以上離れている場合は、応答ユニットに加え、10mの延長ケーブル(PST-101481)を購入する必要があります。Celeritasコントロールルームコンソールの背面には2つのコネクタがあり、両手での実験に対応しています。各接続は、10mケーブル(PST-101481)3本、その先に応答ユニットの4mケーブル1本を接続することができ、最大34mまで延長することができます。